BLOG ブログ
一覧に戻るBLOG
2021.11.05
【活動紹介】とっとり県美応援団 秋のパワーアップ研修会に参加してきました(21.10.30)
鳥取県立美術館の活動を県民の力で支援し盛り上げていこうと活動をされているとっとり県美応援団の皆さん。鳥取県立博物館が主催するファシリテーター養成講座に参加したり、メンバーで集まってどのような活動をするか意見交換をしたり、コロナ禍の中でも精力的に活動されています。
秋晴れの昼下がり、『とっとり県美応援団秋のパワーアップ研修会(講演会)』が新日本海新聞社中部本社にて開催されました。
県美術館整備局・鳥取県立美術館パートナーズ(SPC)のメンバーも参加したのでその様子をご紹介します。
講演会は米子市美術館後援会会長の福島多暉夫氏を迎え、『美術文化を楽しむ組織に』をテーマにお話しがありました。
当日は40名ほどの参加者が集まり、その半数以上は会員以外からの参加とのことで、関心の高さが伺えました。
とっとり県美応援団パワーアップ研修会 会場の様子
1983年に米子市美術館が開館し、その後1987年1月に市民による後援会が発足。美術館の収蔵品を充実させる活動(作品寄贈)や、展覧会チケットの販売協力、会報誌発行による周知宣伝、会員さんの研修旅行や作品展開催などのこれまでの活動紹介がありました。発足から今年で34年。「美術館は人々を楽しく心豊かにする施設だから、それを支える活動も楽しみながら気軽に」という話が印象的でした。
また、県整備局・梅田局長から話をする機会があり、現在県展会場を中心に県民の皆さんから集めている『県立美術館で”やってみたいこと”、県民の「夢」募集』についてや、11/6(土)から開催される県展・倉吉会場の案内などもありました。
梅田局長から県展倉吉会場や夢集め企画を紹介しました。
研修会を企画したとっとり県美応援団の遠藤事務局長は「福島さんの本音を混ぜた𠮟咤激励されるお話を伺いながら、美術館が建つ地域の住民としての責任感のようなものを感じた。今回を機に新たに2名が会員になってくださり、活動を通して仲間が増えることは、最高の喜びです。」と話されていました。また、「会場には地域の核となる団体の方々もおいでくださいました。その方々がそれぞれの立場で、美術館の関心を高め広げる活動の核になり新しい動きを作り出してくだされば、地域住民も美術館に対するアンテナを高くして行けるのだと思うので、期待を大きくしています。」と参加された皆さんへの想いも語られました。
11/7(日)には『とっとり県美応援団秋のパワーアップ研修会(視察)』として、米子市美術館・日南町美術館・上淀白鳳の丘展示館などを巡り、現地ボランティアさんの活動状況や展覧会観覧をすることで、今後の県立美術館での活動のあり方の参考にされるとのことです。当日の様子を伺うことが、いまから楽しみですね。
とっとり県美応援団さんの活動の様子は以下のサイトよりご覧ください。
◆「県民立美術館」の実現に向けた地域ネットワーク形成支援補助事業とは?
県立美術館を支える仲間づくりや活動の創設として実施する取組みに対し、県より後押しする助成事業で、今年度は8団体が採択されています。皆さんのご存知の団体さんはいますか?
プレサイトでは、関連イベントや取組みの様子もご紹介していきますので、興味があるものがあれば、ぜひご参加・口コミ協力をお願いします。
⇒関連ページ(外部リンクがひらきます)