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これからの展覧会 EXHIBITION

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ART OF THE REALアート・オブ・ザ・リアル時代を超える美術-若冲からウォーホル、リヒターへ-

ART OF THE REALアート・オブ・ザ・リアル時代を超える美術-若冲からウォーホル、リヒターへ- サムネイル

鳥取の芸術、世界の芸術
“何がリアルか”をめぐる、
美術家たちの挑戦の軌跡

対象を「リアル」に表現することは、美術家たちにとって大きな課題でした。洋の東西、時代を問わず、美術の中には迫真性や写実性に向かう一つの方向性が認められます。しかし印刷術や写真術が発明され、私たちが目にするイメージが機械によっても複製、再現可能であることが明らかになった後、美術家たちは別の「リアル」を探求することになります。
見えるままの「リアル」ではなく、絵画において可能な「リアル」、合理性の背後に広がる「リアル」を超えた光景、奇抜で誇張された「リアル」、あるいは日常や生活の中の「リアル」。
この展覧会では江戸絵画から現代美術、国内外のさまざまな作家によって制作された約 180点の作品を「リアル」をキーワードとして読み解いていくことを試みます。「リアル」の意味を限定することなく、それぞれの作家、作品にとっての表現の必然性、美術の多様な可能性と読み替えることによって、鳥取県立美術館がカバーする広い範囲の美術が独自かつ一貫した視野の中に浮かび上がってくるでしょう。県立としてはほぼ最後発となる鳥取県立美術館の開館にあたって、当館のコレクションを日本各地の美術館、関係施設から借り受けた名品の数々とともに展示することによって、もう一度コレクションの骨格を確認するとともに、これからの美術館の未来を見通す機会としたいと願っています。「リアル」という視点を得て一新される美術という営みの奥行きを皆様の眼でお確かめください。 

[ポスター/チラシ表紙画像]
左:伊藤若冲《象と鯨図屏風》 18世紀 紙本墨画・六曲一双 MIHO MUSEUM蔵(*3/30-4/20展示予定)
中央:アンディ・ウォーホル 《ブリロ・ボックス》1968年 鳥取県立美術館蔵 シルクスクリーン、板 © 2024 The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. / Licensed by ARS,New York & JASPAR, Tokyo G3731
右:ゲルハルト・リヒター 《抽象絵画(648-1)》 1987年 国立国際美術館蔵 © Gerhard Richter 2024 (26072024)

第一章

迫真と
本質

近世鳥取画壇や近代以降の洋画、彫刻など、写実的な表現で対象の本質に迫ろうとした作家たちを紹介します。

高橋由一《鮭図》制作年不詳 油彩、板
笠間日動美術館蔵

舟越 桂《冬の本》1988年 楠に彩色、大理石


第二章

写実を
超える

20世紀美術を牽引したキュビスムとシュルレアリスム、あるいは日本画における「奇想の系譜」などから写実を超えた新しい「現実」の表現をたどります。

鈴木其一《風神雷神図襖 》江戸時代(19世紀) 絹本着色 
東京富士美術館蔵(部分)(*5/20~6/15展示予定)

※画像準備中
パブロ·ピカソ《裸婦》1909年 油彩, カンヴァス ポーラ美術館蔵
© 2025 - Succession Pablo Picasso - BCF (JAPAN)


第三章

日常と
生活

日常という現実も美の一つの源泉です。
マルセル・デュシャンが自転車の車輪に、アンディ・ウォーホルが大量生産される日用品に新しい美の可能性を見出した時、美術の地平は大きく広がりました。

マルセル·デュシャン《自転車の車輪》1913/64年 木製の台所用スツール、自転車の車輪/手を加えたレディメイド
京都国立近代美術館蔵 © Association Marcel Duchamp / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2024 G3731

アンディ・ウォーホル《キャンベル・スープII(10点組)》より  1969 年 シルクスクリーン、紙 広島市現代美術館蔵 © 2024 The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. / Licensed by ARS, New York & JASPAR, Tokyo G3731


第四章

物質と
物体

20世紀後半には絵の具や金属板など素材そのものが作品化されるようになりました。物質や物体などいわば「むきだしの現実」ともいえる美術表現となったのです。

ロバート·モリス《無題》1968年 フェルト 大阪中之島美術館蔵 
© 2024 The Estate of Robert Morris / ARS, NY / JASPAR, Tokyo G3731


第五章

事件と
記憶

震災と疫病、そして戦争と、私たちは今も不安の時代を生きています。社会的現実をどのようにアーティストたちは表現してきたのか、事件や記憶をキーワードに探ります。

小早川秋聲《虫の音》 1938年 紙本著色 鳥取県立美術館蔵 (*3/30-5/11展示予定)

森村泰昌《Brothers (A Late Autumn Prayer)》1991年 発色現像方式印画 鳥取県立美術館蔵
Copyright the artist, Courtesy of ShugoArts


第六章

身体という
現実

私たちにとって最も身近であり、交換できない現実としての身体に関わる表現の変貌を検証します。

フランシス·ベーコン《スフィンクス》1954年 油彩、カンヴァス 豊田市美術館蔵 Sphinx, 1954 [CR53-27]
© The Estate of Francis Bacon. All rights reserved.
DACS & JASPAR 2024 G3731

イヴ·クライン《人体測定170》1960年 顔料、カンヴァスに裏うちされた紙 広島市現代美術館蔵


エピローグ

境界を
越えて

やなぎみわ《My Grandmothers AI》2003 年 発色現像方式印画 鳥取県立美術館蔵

時代を超えた名品・名画の競演!
出品作家100名以上、約180点を一堂に展示!


主な出品作家

朝倉文夫/阿部合成/カール・アンドレ/石内 都/石原友明/伊藤若冲/植田正治/アンディ・ウォーホル/潮田登久子/内田 巌/岡上淑子/沖 一峨/ソフィ・カル/河原 温/岸田劉生/木下 晋/草間彌生/スラシ・クソンウォン/イヴ・クライン/トニー・クラッグ/ギュスターヴ・クールベ/チャック・クロース/小出楢重/古賀春江/小早川秋聲/坂田一男/アウグスト・ザンダー/塩田千春/志賀理恵子/下道基行/島 成園/島田元旦/アルベルト・ジャコメッティ/ドナルド・ジャッド/白髪富士子/菅 楯彦/鈴木其一/フランク・ステラ/須田悦弘/曽我蕭白/高橋由一/高松次郎/竹内栖鳳/谷 文晁/陳 進/沈 南蘋/津上みゆき/辻 晉堂/土田麦僊/リクリット・ティラヴァニ/ウォルフガング・ティルマンス/ジョルジュ・デ・キリコ/マルセル・デュシャン/照屋勇賢/冨井大裕/長沢芦雪/浜田浜雄/速水御舟/パブロ・ピカソ/土方稲嶺/藤田嗣治/ルチオ・フォンタナ/舟越 桂/フランシス・ベーコン/ヨーゼフ・ボイス/前田寛治/ルネ・マグリット/松岡映丘/アンリ・マティス/円山応挙/ピエロ・マンゾーニ/三木富雄/三岸好太郎/三島喜美代/クロード・モネ/ジョルジュ・モランディ/ロバート・モリス/森村泰昌/やなぎみわ/山下菊二/山元春挙/吉原治良/ゲルハルト・リヒター/オーギュスト・ロダン/渡辺 武 など


関連イベント

※参加方法、詳細は決まり次第こちらのページに掲載します。

❶スペシャルトーク

聞けばますます面白い!各分野の専門家による特別レクチャー開催

「江戸絵画史における鳥取画人たち」
[日時] 4月12日(土) 14:00-15:30
[講師] 安村敏信(静嘉堂文庫美術館館長)

「ウォーホル芸術─20世紀を映した鏡」
[日時] 4月29日(火祝) 14:00-15:30
[講師] 宮下規久朗(神戸大学大学院教授)

「“アート・オブ・ザ・リアル”をめぐって」
[日時] 5月24日(土) 14:00-15:30
[講師] 尾﨑信一郎(鳥取県立美術館館長)

「美術とジェンダー 石内 都とやなぎみわを中心に」
[日時] 6月7日(土) 14:00-15:30
[講師] 笠原美智子(長野県立美術館館長)

[定員] 各回50名(事前申込制) ※聴講無料
[会場] 美術館1Fホール

[申込] 2月20日(木)10:00~WEBフォームにて先着順

❷ワークショップ

リヒターの表現に挑戦!~抽象絵画をつくろう
この絵ってどんな風に描いているの? アーティストの発想・手法に触れてみよう!
5月10日(土) 13:30-16:30
[定員] 15組(事前申込制) 
[参加費] 1作品につき300円(材料実費) ※各組制作は2人まで
[申込] 2月20日(木)10:00~WEBフォームにて先着順

なんじゃコラージュ
出品作品にも用いられているコラージュという技法で「なんじゃこりゃ!」を表現しよう!
5月11日(日)、18日(日)、25日(日) 10:00-12:00、14:00-16:00
※時間中随時受付・無料

[対象] 子どもから大人まで(小学3年生以下は保護者同伴)
[会場] 美術館 1Fスタジオ2・3

❸ギャラリートーク 学芸員のイチ推し

美術館の学芸員が本展出品作の中からそれぞれの推し作品についてお話します。
会期中の毎週日曜日 14:00-15:00 ※要観覧券

音声ガイド

江戸/現代、日本/海外等の枠を超えた「リアル」をめぐる挑戦の軌跡をのんさんがナビゲートします。音声ガイドはウェブアプリにてご用意していますので、ご自身のスマートフォンをご持参ください。

ガイド点数:常時18点(展示替え作品あり) 
解説時間:約30分/

言語:日本語、英語/料金:無料
企画·制作:スタイリンクス

ナビゲーター

のん

(俳優・アーティスト)

2022年9月、映画『さかなのこ』で、第46回日本アカデミー賞「優秀主演女優賞」受賞。2024年12月、主演映画「私にふさわしいホテル」公開。DMMTVでの実写ドラマ「幸せカナコの殺し屋生活」2025年2月公開。第16回伊丹十三賞を受賞。

開催概要

タイトル

ART OF THE REALアート・オブ・ザ・リアル時代を超える美術
-若冲からウォーホル、リヒターへ-

会期

2025/3/30(日)~6/15(日)

半期展示替

前期:3/30 日(日)~5/11(日)
後期:5/13(火)~6/15(日)

3期展示替

前期:3/30(日)~4/20(日)
中期:4/22(火)~5/18(日)
後期:5/20(火)~6/15(日)

開館時間

9:00 ~ 17:00(入館は16:30まで)
※夜間開館日(5/3[土]、6/14[土])は21:00まで

休館日

月曜日(3月31日、4月28日、5月5日は開館)

観覧料
(団体・前売)

一般 1600円(1250円)
学生 1000円(800円)
高校生 500円(400円)
小中学生 300円(240円)
※未就学児、障がいのある方・難病患者の方・要介護者等及びその介護者は無料
※企画展チケットで当日コレクション展もあわせてご覧いただけます

オンラインチケット

オンラインチケット(日時指定券)をご購入いただくと入場がスムーズです。
https://artsticker.app/events/50427
2025年3月29日(土)まで:前売料金で購入できます
2025年3月30日~会期中:通常料金
※窓口での当日券販売もございます。

主催

アート・オブ・ザ・リアル展実行委員会
(鳥取県、鳥取県立美術館パートナーズ、TSKさんいん中央テレビ)

特別協力

東京国立近代美術館

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