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2024.01.11
アートの種まきプロジェクト:HATSUGAスタジオ 地域連携プログラム アート・フィールド・リサーチ・プロジェクト「しあわせのかたち」 イベントシリーズvol.1 『ウェルビーイングのつくりかた』を読む
地域と連携しながら美術館づくりを行う「アートの種まきプロジェクト」では、AHA![人類の営みのためのアーカイブ]を招聘し、県内の知られざる地域資源を発掘する「アート・フィールド・リサーチ・プロジェクト」を実施しています。《育てる》という人間の営みを通じて、もうひとつの「しあわせのかたち」を探るために、地域のリサーチのほか、ワークショップやディスカッションといった公開の対話の場をつくり、文化の土壌を耕しながら、人的ネットワークを広げることを試みます。
このたび、イベントシリーズの第一弾として、AHA!世話人の松本篤さんと社会学者の渡邊太さんを講師に迎え、豊かさや幸福度の指標として昨今注目を集める「ウェル・ビーイング※」をテーマにトークイベントを開催します。前半では、書籍『ウェルビーイングのつくりかた』(ビー・エヌ・エヌ、2023)を読んで考えたことや気になったことを対談形式で共有し、後半では参加者とともに「幸せを作ること」「幸せを測ること」について掘り下げていきたいと思います。
※個人の権利や自己実現が保障され、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念(厚生労働省 雇用政策研究会報告書(2019)より)
※※今回のトークで取り上げる書籍情報は下記のとおりです。事前に読んで参加していただいても、未読でも参加は可能です。
渡邊淳司、ドミニク・チェン(著)『ウェルビーイングのつくりかた 「わたし」と「わたしたち」をつなぐデザインガイド』(ビー・エヌ・エヌ、2023)
講師の渡邊太氏の体調不良により一部内容を変更して実施しました。松本氏・渡邊氏の対談は
イベントシリーズ02として2024年3月9日に開催します。
開催概要
【令和5年度『アートの種まきプロジェクト:地域連携プログラム』
アート・フィールド・リサーチ・プロジェクト「しあわせのかたち」
イベントシリーズvol.01 『ウェルビーイングのつくりかた』を読む】
講 師:松本篤(NPO法人remo/AHA! [人類の営みのためのアーカイブ]世話人)
渡邊太氏(社会学者、鳥取短期大学教授)※体調不良により欠席
日 時:令和6年1月27日(土)午後2時から午後4時30分
場 所:HATSUGAスタジオ(倉吉市下田中町870 中瀬ビル1階)
その他:定員25名程度/事前申込不要/入場無料
主 催:鳥取県立博物館美術振興課(鳥取県教育委員会事務局美術館整備局兼務)
【講師プロフィール】
松本篤(まつもとあつし)
1981年兵庫県生まれ、現在大阪府在住。2003年よりNPO法人「記録と表現とメディアのための組織(remo)」に参加。2005年よりAHA![Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ]世話人。2015年、昭和の世田谷を映した8ミリフィルムをデジタルアーカイブする活動「穴アーカイブ」をスタート。2020年、その取り組みを展覧会へと発展させた『世田谷クロニクル1936-83』を企画。主な編著に記録集『はな子のいる風景 イメージを(ひっ)くりかえす』(武蔵野市立吉祥寺美術館)、共著に『フィールド映像術』(古今書院)など。
渡邊太(わたなべふとし)
鳥取短期大学国際文化交流学科教授。専門は社会学。地域文化、民俗宗教、社会運動に関心をもつ。著書に『愛とユーモアの社会運動論』(北大路書房)、『既成概念をぶち壊せ!』(共著、晃洋書房)、『芸術と労働』(共著、水声社)、『聖地再訪生駒の神々』(共著、創元社)など。
※HATSUGAスタジオは、6台ほど駐車可能ですが、できるだけ近隣の公共駐車場をご利用ください。