鳥取県立博物館美術部門では、県内の施設に収蔵作品を持参して1日限りの展覧会を開催する「コレクション宅配便」を実施しています。

コロナ禍でもできる方法を探り今年度も県内を巡っていますが、今回は上小鴨コミュニティセンターと三朝町立三朝小学校での様子をご紹介します。
上小鴨コミセン会場での持ち込まれた作品をどのように選定したのか学芸員に聞いたところ、倉吉に縁のある作家・野崎信二郎と加納告保に加え、今年度受贈した倉吉の垣田氏コレクションから多く選ぶことで、一種の里帰り展示を兼ねる意味合いを持たせたとのことでした。

美術館とは違った場所での対話型鑑賞と、作品の選ばれた意味が伝わることで、新しい出会いと発見が生まれる機会となれば嬉しいです。

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