2/11まで |『コレプレ』 vol.5公開!コレクション展プレイリスト - 鳥取県立美術館

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2/11まで |『コレプレ』 vol.5公開!コレクション展プレイリスト

2/11まで |『コレプレ』 vol.5公開!コレクション展プレイリスト サムネイル

アート ⇄ 音楽との新しい出会いをお楽しみください!
鳥取県内の音楽関係者や音楽好きの方々がコレクション展示からインスピレーションを受けて作成した音楽プレイリスト(コレプレ)を公開します。館内ではリーフレットを無料配布。ホームページでも随時公開していきますので、音楽から展示が気になった方は鳥取県立美術館へ!
鳥取県立美術館のコレクション展示を見て「私もプレイリストをつくったよ!」という方は、ぜひ「#コレプレ」「#鳥取県立美術館」「#TMOAコレプレ」をつけてSNS投稿してください。

vol.5

 下記コレクション展を見て選曲していただきました。
 ギャラリー3 : 『現代の彫刻―新しい表現を創造するアーティストたち01』/『近世・近代の陶芸』
 ギャラリー4 : 『垣田堅二郎コレクション②』/『写真コレクションより:かたち』
 ※会期は2025年12月16日~2026年2月11日

石亀政宏さん(夜長茶廊店主)

コレプレイヤー紹介
倉吉市・白壁土蔵群の一角にあかりを灯すコーヒーと音楽とインドカレーのお店「夜長茶廊」。店内にはおいしいカレーの香りとレコードプレーヤーから流れる音楽で心地よい空間が広がっています。2012年からご夫婦で営まれ、政宏さんがコーヒーと音楽を。東京のレコード会社で働かれていた経歴を持ち、音楽イベントを企画されることもあります。鳥取県立美術館初の音楽イベント「キセルライブ」は石亀さんご夫婦主催。美術館の新しい可能性を拡げてくださいました。

コレプレイヤーコメント
このたび、アートと音楽を併せるコレプレという面白い取り組みに混ぜていただきました。
音楽との付き合い方は人それぞれだと思います。集中したい時に聴きたい人も居れば、リラックスしたい時に聴く人も居ます。ランニングする時、お風呂に入る時に聴く人も居ます。演奏しても、聴いても良い。どんなふうに楽しんでも、楽しいのが音楽です。
これまで遊びでもお仕事でも色々な選曲をしてきましたが、アートと音楽を併せるのは初めての体験でした。わくわくしながら選びました。僕の選んだ組み合わせを少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。
今年は12月に鳥取県立美術館のひろまをお借りして、沢山の方にご協力いただきライブイベントを開催しました。この先ライブイベントと展示をリンクするような催しが、いつかできればと考えています。

ちょっとだけ楽曲紹介
【Gallery3】
①はブリロ・ボックス以外の作品から。真鍮、鉄、金属の硬質で無機質な佇まいの中に、不思議と自然の表情を探してしまいます。ペンギンカフェのシンプルで静謐な曲調が,聴き進めるにつれ少しずつ有機的に表情を変えていく面白い一曲を。
②は清水六兵衛・四代の作品から。なんとも言えずのどかな絵付け小皿たち。その可愛らしさと、めでたさに。数え歌のような可愛さのあるこのハッピーエンドカヴァーを。

【Gallery4】
③はジョルジュ・ルオー《版画集3作》と《キュームの巫女》から。元ステンドグラス職人であったというルオーの色彩豊かな版画には、不思議な奥行きを感じます。細野晴臣のペンによる曲。まるでショパン曲のような佇まい、カラフルな一曲。
④は深澤幸雄《悲しき真珠とりの歌》から。ターコイズのような美しい色彩が目を惹く作品には青葉市子「アダンの風」より、プリペアドピアノの不思議な音色と自然音の溶け合うこの曲を。
⑤はアントニ・クラーヴェ《吟遊詩人2作》から。黒を基調とした大胆な構図に、青や赤などの使い方が美しく力強い作品。スペインのフラメンコ歌手とキューバの巨匠ピアニストによる共演作。途中に寄り添うカエターノ・ヴェローソの朗読が、面白い差し色になっています。
⑥は塩谷定好《赤崎雪景》から。赤崎の家々、屋根に積もったもこもこ雪が可愛らしい写真。ピアノの深い残響音が、まるで雪が降る音のような一曲。
⑦は植田正治《カコ》《カコとミミの世界》から。子供達への愛ある眼差しを感じる写真たち。生きることのよろこびに満ちたマリア・ヒタのこの曲を。
⑧は岩宮武二 《シリーズ「かたち」》からの塩谷定好《卓上静物》まで。A・C・ジョビンの原曲もスンバラしい名曲のカヴァー。遊び歌のように単語の羅列が続きます。日常を彩るものの写真から、蟹や飛魚まで。ありふれているのに、写真として切り取られ、並びで見るとなんだかとても面白い流れに感じます。

コレプレ
◦Wildlife / Penguin Cafe Orchestra - ①
◦愛飢を / ピチカートファイヴ - ②
◦ラル・イン・ア・レイン / エブリシング・プレイ - ③
◦ Parfum d'étoiles /  青葉市子 - ④
◦Eu Sei Que Vou Te Amor/  Bebo & Cigala - ⑤
◦Malu_Yumeji / 細野晴臣 - ⑥
◦Feliz / Maria Rita — ⑦
◦Waters Of March/ John Roseboro & Mei Simone’s - ⑧

高橋遥子さん(コラージュ作家・DJ)

コレプレイヤー紹介
約4年前、松崎にあるゲストハウス「たみ」へヘルパーとして来たことをきっかけに現在も鳥取市を拠点に活動する高橋さん。お仕事をされながらも、コラージュ作品を制作したり、DJをされたり、多方面で活躍されています。
コラージュ作品の制作は高校生の頃からスタートしましたが、公開するようになったのは鳥取に住み始めてからとのこと。鳥取県立美術館開館時のイベント「パレードオンパレード」ではチラシデザインを作成していただきました。

コレプレイヤーコメント
錚々たる面々の中にお声がけいただき大変恐縮です。ありがとうございます。選んだ曲は、結果的に近代〜現代音楽が中心となりました。14年間ピアノを習っていたことと、父の影響が色濃く出ていると思います。作品から直接連想して選んだ曲もあれば、「この空間には、こんな音楽が流れていてほしい」と想像しながら探した曲もあります。

ちょっとだけ楽曲紹介
【Gallery3】
①②は陶磁器から。前奏曲集は、巨匠・ミケランジェリの演奏であることがマスト。
③は辻晉堂《寒山》から。 得体の知れなさと圧倒的な大きさ。近くで見ると、鉄という単一の素材が、膨らんだり、つぎはぎされたり、ポコポコとした表情を持っている。まるで鉄のコラージュ。その様子が、弦楽器を主軸に多様な表現が重層していくこの曲と重なった。作品から不安な感情を抱く点も同じ。
④は谷口俊《重空間》から。緊張感と違和感があるのに、なぜか空間を圧迫せず、自然に馴染んでいる。不思議な感覚をもつ作品と、「違和感があるけれど心地よい」この曲がぴったり。

【Gallery4】
⑤は深澤幸雄の二作品から。幻想的で、70〜80年代特有の質感。
⑥は勢いよく飛び散る絵の具の作品アントニ・タピエス《黒と赤(カトレディターデス)》とアントニ・クラ―ヴェ《吟遊詩人》 から。エネルギッシュで、野生的な協奏曲。
⑦は浜口陽三《びんとサクランボ》 から。作品の構図と 配色、そこに呼応するミニマルな電子音。
⑧は写真作品全体から。保存された記憶や風景が、静かに立ち上がってくるようなメロディ。
⑨は植田正治《カコとミミの世界》から。勢いよく腕を振って歩く子どもたちの姿が浮かび、その声まで聴こえてきそう。

コレプレ
◦前奏曲集Ⅰ 雪の上の足跡(Arturo Benedetti Michelangeli)/ ドビュッシー - ①
◦前奏曲集Ⅱ ヴィーノの門(Arturo Benedetti Michelangeli)/ ドビュッシー - ②
◦ポリモルフィア / クシシュトフ・ペンデレツキ - ③
◦3つのグノシェンヌ:グノシェンヌ第3番(高橋悠治)/ エリック・サティ - ④
◦マ・メール ロワ 眠れる森の美女パヴァーヌ / 冨山勲 - ⑤
◦花火ーピアノとオーケストラのための協奏曲 Scens1:Introduction / 坂東裕大 - ⑥
◦風船騒動/ 菊地成孔 — ⑦
◦In a landscape(Herbert Henck - ⑧
◦7つのスケッチ作品 ルーマニア民謡(高橋悠治) / バルトーク - ⑨

vol.4

 下記コレクション展を見て選曲していただきました。
 ギャラリー3 : 「ブリロ」が「モリロ」に出会ったとせよ ―アンディ・ウォーホル 森村泰昌 二人展―
 ギャラリー4 : 垣田堅二郎コレクション①/写真コレクションより:人物
 ギャラリー5 : 没後70年 日本画家・中島菜刀(後編)
 ※会期は2025年10月9日~12月7日

丸山伊太朗さん(tottoriカルマ店主)

コレプレイヤー紹介
鳥取市内でごはんとおやつの「tottoriカルマ」や、私設図書室、シェアスペースを運営している丸山さん。東京で無国籍料理店「カルマ」を営まれていましたが、知り合いをきっかけに鳥取へ通うように。10年ほど前に移住して、さまざまなスペースを開いてこられました。「tottoriカルマ」では定期的に展示も行われ、暖かい日差しが差し込む心地よい空間でおいしいご飯を食べる時間は幸せのひとときです。残念ながら「tottoriカルマ」実店舗は2025年12月末に閉まることになったのですが、今後もイベント等の出店は予定されています。お店にはぜひ今、足を運んでみてください!

コレプレイヤーコメント
20代のころ、私が音楽に出会ったのは高円寺のロック喫茶movin’。窓もない小さな空間で、映画もアートも音も同じ熱を放っていた。そこに集まる人たちそのものが、アートだった。今もそこにたむろしていた人たちの残像が私の頭の中に残っている。
女子高生だったIKUEMORI そのまんまギターを持ち歩いていたフリクションのレック 村八分の山口富士男 時計と呼ばれてた男 女子美や桑沢デザイン研究所に通う人、新宿風月堂から流れてきたカッコからしてその当時の普通じゃない群れ。最近出版されたmovin’オーナー和田博己の本「楽しい音の鳴る方へ」 アルテスパブリッシングに詳しい。私はそこで雇われマスターをしていた。あの頃、表現は展示されるものではなく、街の日常に溶けていた。アートも音楽も、もっと自由でいい。誰かの突き破りに関心を持ち、自分の中の自由も解き放つ。
今は誰が何やろうが、「やってるね、いいね」ポチで済ませてしまう毎日。
閉じこもることこそが自由という不自由な世界。
あらためて美術館の中で音楽とアートについて考えた。ここからまた身近な表現や音を街に溢れ出させ、生きていることを楽しもう。

ちょっとだけ楽曲紹介
【Gallery5】
①Leonard Cohen原曲のカバー。フランス人歌手とブラジル出身チェリストによるデュエット。静謐な美術空間に先ず入り込む。
②アイスランドのポストロックバンド。浮遊感ある音響と美しいファルセットが特徴。菜刀の何気ないスケッチから夢幻的な世界へ誘う。
③素朴なギターと温かな歌声で、創造する人々への敬意を歌う。展示との親和性。

【Gallery4(写真)】
④「きいーのをを わ!」第一声から私は引き込まれるメロディーとブルージーな演奏。思い出の情景 それは昨日のことなんだけど。誰の心にも残る写真として。
⑤温かく包み込むような歌声。吶々と歌われる情景。一人一人の孤独や人生を優しくそして小さなものも見落とさない解像度の高い白黒写真。
⑥この曲を聴くと吉祥寺 ロック喫茶のはしり「BeBap」の地下の客席でブルースハープを持った若林君(元武蔵野たんぽぽ団)を思い出す。50年以上も前の情景だけど。

【Gallery3】
⑦Paul Ankaのカバー。ボサノヴァ調の洗練されたアレンジ。森村作品の変容テーマと呼応する。日本ではロカビリー歌手の山下敬二郎が私の幼い頃に歌っていて子供心に「いやらし~」と思った。

【美術館を後にして】
⑧何も起きない日、なんて美しいんだろう。窓の外 車の流れ 信号機の音。tottoriカルマで過ごすただの一日がこれからも深く記憶に残るだろう。

コレプレ
◦Bird On the Wire / Rosemary Standley,Dom La Nena - ①
◦All Alright / Sigur Rós - ②
◦美しい絵を描く人達がいる / 金森幸介 - ③
◦スローバラード / RCサクセション - ④
◦さびしい時には / 鈴木常吉 - ⑤
◦The Weight / The Band - ⑥
◦Diana / Caetano Veloso — ⑦
◦Perfect Day / Lou Reed - ⑧

ドングリさん(necco店主)

コレプレイヤー紹介
鳥取市、花見橋の近くにあるnecco(ネッコ)は美味しいご飯とお酒が楽しめるお店です(夜のみ営業)。お店に入ると迎えてくれるのが店主のドングリさん。メニュー表はなく、その日に食べたいイメージを伝えると、即興で料理をつくってくれます。和洋中亜、その他国籍を超えた多彩な料理はいつも驚きに溢れ、見た目も味も最高です。季節ごとに旬の食材が登場することがあるのも楽しみのひとつ。
店内では、DJとしてもイベント出演されているドングリさんが集めたレコードがかけられていて、ごはんと一緒に音楽も楽しめます。

コレプレイヤーコメント
音楽をよく知らない僕ですが、おもしろそうだなと思って引き受けさせて頂きました。ありがとうございます。それぞれの作品が持っているエネルギーや物語を僕なりに解釈。頭にうかんだ雰囲気や音色を元に選曲しました。恐縮です。
感覚だけで生きてきたので、人の名前や曲名をあまり覚えないんです。ただ言葉にならないナニカはカタチに出来たんじゃないでしょうか?恐縮です。

ちょっとだけ楽曲紹介
①、②はWarholってことで、アバンギャルド&自己嫌悪&NYCです。③、④、⑤はそれぞれの版画の質感やデザインから読みとったらこうなりました、というかんじで、、、
写真の部屋では想い出と白黒をイメージしたら、⑥、⑦、⑧となりました。
最後の中島菜刀は、梨園の鮮やかなイメージを持って臨みましたが、亡くなるまでがすごくどんよりした人生だったのを知って、祈りを込めて⑨、⑩、⑪にしました。

コレプレ
◦Vibrations / Albert Ayler,Dan Cherry - ①
◦I Can’t Stand Myself / The Contortions - ②
◦Tema De Tostão / Milton Nascimento - ③
◦His Last Journey / Joe Zawinul - ④
◦Procrastination / Little Things - ⑤
◦Another Summer (inst) / 213 - ⑥
◦Solow / Tommy Guerrero - ⑦
◦I Am a Cinematographer / Palace Brothers - ⑧
◦Peace Piece / Bill Evans - ⑨
◦Lonely / Tom Waits - ⑩
◦Prayer / D’Angelo and The Vanguard - ⑪

vol.3

 下記コレクション展を見て選曲していただきました。
 ギャラリー3 「辻晉堂の世界3」「アジアの染織02 岡村コレクションから」
 ギャラリー4 「岡村吉右衛門の型染め版画」
 ギャラリー5「没後70年 日本画家・中島菜刀(前編)」
 ※会期は2025年8月5日~9月28日(ギャラリー4のみ9月7日まで)

TA2SOULさん(倉吉円盤舎店主、DJ)

コレプレイヤー紹介
倉吉を拠点に長年DJとして活躍されているTA2SOULさん。DJを始めたきっかけはHipHopカルチャーとの衝撃的な出会いだったとのこと。ジャンルレスな選曲に抜群の安定感と独自のプレイスタイルにより山陰のDJシーンからの信頼度は高く、多種多様なイベントに出演されています。主催のDJイベント「Today’s Love」は県内外の音楽好きから支持を得る人気イベントです。数年前からはオンラインレコードショップ「倉吉円盤舎」を営み、音楽の魅力や楽しさを幅広く伝えています。

コレプレイヤーコメント
アートと音楽を繋ぐ企画「コレプレ」のご依頼をいただき誠にありがとうございます。コレクション展を鑑賞させていただき展示全体から作家さん達の織りなす色彩と質感の豊かさが伝わり、作品一つ一つから放たれる色や形に物語が心の奥へ沁み込み力強いエネルギーを感じる事ができました。そんな視覚的な余韻が耳へと広がるような感覚を元に、近年リリースされた楽曲で今回のプレイリストを選曲させていただきました。

ちょっとだけ楽曲紹介
①ジャマイカ出身のジャズピアニストによるラブソング。アートと音楽は、時の流れ(As Time Goes By)の中で記憶となり、心の奥深くに響き続けるという解釈でこの曲を選びました。

②UKのジャズ・アンサンブルによるスピリチュアルジャズ作品。静けさと深みが同居するサウンドが心を落ち着かせる楽曲で、辻さんの彫刻作品を鑑賞と同時に頭に浮かんだ曲です。

③宮崎県出身の歌い手さんによる現代民謡。独自の視点で自然や日常生活の一瞬を切り取ったような岡村さんの作品の世界感と日々の暮らしの尊さに気づかされる詞の世界感が頭の中で見事に重なり合いました。

⑦サックス/フルート奏者・藤枝伸介さんを中心に結成された精鋭セクステットによる魂を揺さぶられるような力強いモード·ジャズ作品。展示物から感じた力強いエネルギーを音楽で表現するならばこの曲。

⑧L.A出身のシンガーソングライターによるトロピカルなスロウ·ディスコ。繊細なメロディーと柔らかな歌声が心に染みわたり、絵画の繊細な色彩、筆致と重なり合い音楽とアートが1つになる瞬間を感じさせてくれます。

コレプレ
◦As Time Goes By / Monty Alexander - ①
◦Equanimity / Ancient Infinity Orchestra - ②
◦Running Game / Brandee Younger - ③
◦Newborough Forest / Matthew Halsall - ④
◦いきんや節 / HOU - ⑤
◦Yangu Milele / John Beltran - ⑥
◦福島 / Sinsuke Fujieda Group - ⑦
◦In Your Corner / Pale Jay - ⑧

末次一茂さん(めがねのスエツグplus店主)

コレプレイヤー紹介
「めがねのスエツグplus」は米子市内にあるメガネのセレクトショップです。店内には末次さんセレクトのメガネが並び、鳥取ではここでしか買えないデザインも。
「めがねのスエツグさんに行けば、今まで出会えなかった自分にぴったりのメガネに出会える」と噂されるほどです。さまざまなメガネフレームを持って県内各地へ出張し、メガネ選びの楽しさを伝える「1日眼鏡展」も年数回実施されています。また、米子の近隣のお店をつなぐイベントや、音楽にまつわる企画も。公式インスタでは営業日の朝に「#おはよう一曲選」が公開されています。

コレプレイヤーコメント
今回はとても良い機会を頂きました。美術館好きと自認しつつ、収蔵品展・常設展は後回しやスルーしてしまいがちな私。今回ばかりは3室からなるコレクション展へ直行です。不勉強ながら初めて名前に触れる鳥取出身作家も。これまで出会う機会が少なかった地元作家との接点が得やすくなったことに、県立美術館開館の意義を感じます。
今回は時間をかけて鑑賞しながら浮かんだキーワードを書き留め、そこから連想した楽曲を並べました。夏のお祭りハイシーズンでしたので、やや賑やかでエキゾチックな趣きとなりました。

ちょっとだけ楽曲紹介
ひと部屋目。既に「スペーシー」で「土」のイメージを抱えていた辻晉堂の部屋。《寒山》《拾得》が対に立ってお出迎え。盾と武器を手にした異星人にも見えたり建築物にも見えたり。自室の模型的な作品《泥古庵》からはナイーブさを、他の作品からは批評精神やパンクな姿勢も感じたことから、少々気持ち昂る3曲で。①②③

ふた部屋目は岡村吉右衛門の心踊る型染。今年の最新作品としても通用しそうなグラフィックデザイン。「フォークロア」「営み」「感謝」といった言葉をメモしています。絵文字に忍ばせてある動植物からはいきもの全般を慈しむ人柄を感じました。④⑤⑥

 最後に屏風《麒麟獅子》が一際の迫力を放っていた中島菜刀の部屋。若くして離れた鳥取への「望郷」の念を手放さなかったところ、赤貧の中で実績を積みながらも、戦後志半ばで病没したことなどから、その人生を追想できるような響きや歌詞を含んだ曲を選びました。⑦⑧⑨

コレプレ
◦The Yeah Yeah Yeah Song / The Flaming Lips
◦Race:In / Battles
◦Sound & Vision / The Sea And Cake
◦かわいがらんせ / すずめのティアーズ
◦蝉の気持ち / mmm
◦Taking Flight / Resavoir
◦Flower Thief / Kanazu Tomoyuki
◦人人 / 折坂悠太
◦時よ止まれ / 寺尾紗穂

vol.2

 下記コレクション展を見て選曲していただきました。
 ギャラリー3 「辻晉堂の世界2」「アジアの染織01 岡村コレクションから」
 ギャラリー4 「鳥取県の写真と版画02」
 ギャラリー5「因伯の画家たち - 近現代日本画編」
 ※会期は2025年6月3日~7月27日(ギャラリー3のみ5月27日まで)

前垣克明さん(borzoi record店主)

コレプレイヤー紹介
鳥取市・新町通りにあるレトロな雰囲気の上田ビル2階にborzoi record(ボルゾイレコード)があります。店内に入ると所狭しとレコード、CD、本が並び、音楽好きにはたまらない空間です。店主の前垣克明さんは2009年からお店を営んでおり、店内の雰囲気から前垣さんの音楽への愛情が伝わってきます。CD、レコードは視聴も可。「こんな雰囲気の曲が聴きたい」と相談すると前垣さんセレクトも。今まで知りえなかった新しい音楽に出会い、音楽の沼にはまっていくかもしれません。音楽を愉しみに、前垣さんに会いに、通いたくなるレコード屋さんです。

コレプレイヤーコメント
今回のご依頼を頂き、初めて訪れた新しい鳥取県立美術館。あまりの素晴らしさに、テンションが上がりました。鳥取から倉吉への道中、初夏の晴天の山の緑と日本海がとても綺麗で、アートから思い浮かぶ音楽も、その日の季節、天候、気分にも影響されたようです。鳥取県の写真と版画では、辻晉堂、塩谷定好、植田正治らをはじめ、多彩で素敵な作品ばかりで、時空を超えて夢中になって観ました。鳥取の風土の魅力も改めて感じました。自分の脳内アンテナが色んな音楽をキャッチし始めました。こんなレコジャケあったら聴いてみたいなあと妄想もしたり。新鮮で貴重な体験でした。皆様もいかがでしょうか。

ちょっとだけ楽曲紹介
始まりは、ゑでぃまぁこん「新しい場所」、じんわりワクワクな気持ちで。
辻晉堂の木彫は、牧歌的な印象から、リアルでありながらストレンジでユーモアも感じ、自画像も印象的でフォーク、ブルースを感じました。そこで、あのジャケットと歌が浮かび、まずはヴァシュティ・バニヤンを。伝承と異端のギタリスト、ジョン・フェイヒィ。そして、高田渡、ライ・クーダーの名カヴァーへと。
鳥取県の版画と写真では、愛しき日常、人々、季節、風景などを感じ、この季節にぴったりの久保田麻琴「初夏の香り」、カエターノの歌が滋味深いテハ(地球)、ピアノが美しいイーノのバイ・ディス・リヴァーへと。
そして、アジアの染織、コラージュ作品などの余韻もあり、ワールド、エキゾ、エレクトロ、アンビエントな名曲、細野晴臣「PLEOCENE」がハイライトです!最後に、鳥取浜村の民謡、貝殻節を民謡クルセイダーズの超かっこいいラテン・カヴァーで!

コレプレ
◦新しい場所 / New Season / ゑでぃまぁこん
◦Diamond Day / Vashti Bunyan
◦Sunflower River Blues / John Fahey
◦私の青空 / 高田渡
◦Goodnight Irene / Ry Cooder
◦初夏の香り / 久保田麻琴と夕焼け楽団
◦Terra / Caetano Veloso
◦By This River / Brian Eno
◦PLEOCENE / 細野晴臣
◦貝殻節 / 民謡クルセイダーズ

柴田修兵さん(jig theater)

コレプレイヤー紹介
Jig theater(ジグシアター)は、湯梨浜町・松崎駅近くにある映画館です。運営するのは柴田さんと三宅さんご夫妻。2021年に大阪から移住し、元小学校の部屋をリフォームして映画館がスタートしました。お二人厳選の映画が定期的に上映される他、トークイベント、音楽イベントなども開催されています。ソファーになった座席で寝そべり、くつろいで映画を観る時間は至福の時。こんな場所が鳥取にあってよかった、と思える場所です。柴田さんはDJや電子機器でライブ演奏などもされています。

コレプレイヤーコメント
禁止されてるわけでもないからやろうと思えばできるはずなのに特段やろうとも思ったことが無い、美術館の展示空間で美術作品を前にして手持ちのイヤホンで好きな音楽を聴いてみること。どんな音楽でも合っていると思えば合っている気もしちゃうのが人の性かもしれぬが、これいかに。さてポイントとしては国や地域、時代などは一旦保留にして作品そのものと展示空間からのインスピレーションで浮かんだ音楽をいくつか当ててみました。キャプションもいちおう読んで情報を入れつつも、実際にその空間で聴いてみると、ちょっと違うかな、うーん、ん?おっ!ってなって、次第にこれしかない!という曲がハマりました。それではどうぞお試しあれ。

ちょっとだけ楽曲紹介
各セクションごとに楽曲を選びました。
「アジアの染織01」は①②。インドネシアとタイの染織ですがここではセネガル出身パリ在住のSSW、Julia Sarrを。軽やかなピアノと小刻みのアフロトラッドなパーカッションのリズムがイカットの模様にキュート。Sun Raも心地よさがヤバいです。
「辻晉堂の世界02」は③。ベルリン発のミニマル・ダブ界の重鎮Pole。今回のベストマリアージュと個人的には思ってます!
「鳥取県の写真と版画02」は版画は④⑤、写真は⑥。版画はカラフルなコンポジションが柴田聡子、中森明菜の新旧女性ヴォーカルポップスに絶妙にマッチ。写真はロンドンを拠点とするヴェイパーアンビエント作家Romanceを。靄がかかった音像の中に聞こえる女性の歌声が写真の像に混ざります。
「因州の画家たち-近現代日本画編』は⑦⑧。Lauryn hillとNasのラップとビートが文句なしにカッコええですよ。

コレプレ
◦Adjana/Julia Sarr,Fred Soul ― ①
◦Tapestry from an Asteroid / Sun Ra ― ②
◦Silberfisch / Pole ― ③
◦雑感 / 柴田聡子 ― ④
◦OH NO,OH YES!/ 中森明菜 ― ⑤
◦Bring My Baby Back(Again) / Romance ― ⑥
◦Lost Ones / Lauryn Hill ― ⑦
◦Bonjour / Nas ― ⑧

vol.1

 下記コレクション展を見て選曲していただきました。
 ギャラリー3 「辻晉堂の世界1」
 ギャラリー4 「鳥取県の写真と版画01」
 ギャラリー5「因伯の画家たち - 近世絵画編」
 ※会期は2025年3月30日~5月25日(ギャラリー3のみ5月18日まで)

中村好伸さん(ギタリスト、saon店主)

コレプレイヤー紹介
中村さんはアコースティック・ギターを主体としたインストゥルメンタル(歌なし、演奏のみ)のスタイルで自身の音楽作品を制作されています。各地で演奏活動を行いながら、web CMや映像作品への楽曲提供なども手掛けています。
中村さんのホームページはこちら→http://nakamurayoshinobu.com/)
2023年にはCD作品「bohkyoh」(岩本象一氏との共作)を発表。
CD作品「bohkyoh」についてはこちら→https://saon2521.thebase.in/items/78598483
音楽活動の傍ら、地元倉吉市の白壁土蔵群の一角で、saonというアトリエショップを営んでおり、saonから川を渡った斜向かいにあるガラス工房(saon glass studio)で制作された吹きガラスが、自然光を取り込んだ店内に多く並びます。不定期ですが、ライブイベントも開催されています。
saonについてはこちら → http://saon.jp/

コレプレイヤーコメント
「アートを音楽という視点から楽しむ」という主旨のもと、作品を見て私が思い浮かんだ曲を数点挙げさせて頂きました。作品を見てそのまま浮かんできた曲もあれば、自分の知っているアルバムジャケットのデザインを経由して思い浮かぶ曲もあったり。より一層、美術と音楽との深い関わり合いを感じつつ、さらに個人の感情や自然の美を表現するということへの重要性も再確認でき、とても有意義な時間でした。ありがとうございます。

ちょっとだけ楽曲紹介
「Silence / CHARLIE HADEN & JAN GARBAREK & EGBERTO GISMONTI」
アメリカのベーシストCharlie Haden、ノルウェーのサックス奏者Jan Garbarek、ブラジルのEgberto Gismontiという国籍も音楽背景も全く違う3人による作品。雄大な景色が浮かび上がり、ノスタルジー漂う郷愁感と静謐感に包まれた美しさが味わえるこの音楽と、美術館の展示された凜とした多くの作品が見事に共鳴した、真っ先に浮かんだ曲です。
「Trav'lin' Light / JIMMY GIUFFRE3」
鳥取ゆかりの写真家による長閑な田園風景を見ていると山陰本線を汽車に乗ってゆっくり移動してみたくなりました。そんな時に聴きたくなる曲。クラリネット、トロンボーン、ギターという小編成のjimmy giuffre 3
「Wangling / THE LOUNGE LIZARDS」 
人間の奥に潜むヒステリックで狂気じみた雰囲気漂う作品からはLounge Lidardsの危なっかしいヒリヒリしたノイジーギターが炸裂するこのアバンギャルドジャズのこの曲がよぎりました。

コレプレ
◦ Silence / CHARLIE HADEN & JAN GARBAREK & EGBERTO GISMONTI
◦ Montara / BOBBY HUTCHERSON
◦ Over The Dune / STEVE GUNN & DAVID MOORE
◦ ‘ANKISMA KAA KA / OKI DUB AINU BAND
◦ Trav'lin' Light / JIMMY GIUFFRE3
◦ I Paint a Design / MICHAEL HURLEY
◦ Late Autum / JEFF PARKER ETA IVtet
◦ Wangling / THE LOUNGE LIZARDS

杉原美樹さん(La QUEUE店主)

コレプレイヤー紹介
鳥取県立美術館すぐ近くの喫茶店「La QUEUE(ラ・キュー)」を営む杉原さん。店内ではいつも気になる音楽が流れていて、木のぬくもりを感じる空間は日常から離れてほっと安らぎます。ふわふわたまごのオムライスとコーヒーはもちろん、他メニューも多彩でおすすめ。お店の壁には絵本作家・長谷川集平さん、イラストレーター・スズキコージさんによる壁画があり、必見です。

コレプレイヤーコメント
コレクション展プレイリスト作成の機会を頂き、心より感謝致します。鑑賞させていただいた作品はどれも興味深く、作品の中には音やリズムがあるんだなと感じました。土、火、光、時間、空気、人間の心、あらゆるものの混じり合いが、このひとつのもの、作品を造り上げているのだな、、、辻晉堂さんの作品からは太鼓の音が聴こえてくる気がしました。それぞれ様々な素材であるのにどの作品も共通する変わらぬリズムが流れていました。「版画と写真」では、それぞれの方の特徴がでていて、表現の幅広さが面白かったです。版画でありながらコラージュのしてある作品が興味を引きました。「因伯の画家たち」で、1つの作品が特に忘れられません。人ではないような人?たちが数人で行列をしている絵で、何だか楽しそうで、何処へ向かっているのかなと想像しました。また期間中度々足を運べたらと思います。

ちょっとだけ楽曲紹介
「OZU/ロウレンソ・ヘベッチス」
ラジオを聴いて調べて注文したら、間違えて着いたのが『オ・コルポ・ヂ・デントロ』というアルバム。アートリンゼイプロデュースのアフロ・ブラジルの伝統にビートのきいたジャズ。辻さんの作品にあうと、、、。
「rhino horn/bohkyoh」「limonada/bohkyoh」
倉吉在住の中村好伸さんと岡山在住の岩本象一さんのアルバムから短いのを2曲。何故かなつかしく、こどもの時夢中に遊んだことを思い出す美しい一枚。
「NINE IRON DOORS/アナスタシア」
 BEFORE TEN RAINという映画のサントラから。ビザンチン音楽とマケドニアの民族的なリズムをミックス。ガイダというバグパイプが日本の雅楽の笙と似ている。メロディも単調なところが共通していると思い選びました。

コレプレ
◦ OZU / ロウレンソ・ヘベッチス
◦ 8 / Shibata(トリレーベル)
◦ 9 / Shibata(トリレーベル)
◦ To blues tou paliokaravou / Pavlos Sidiropoulos
◦ rhino horn / bohkyoh
◦ limonada / bohkyoh
◦ Binsen&Bast / F.S.Blumm
◦ Coconut / Harry Nilsson
◦ Message To A Friend / Charlie Haden & Pat Metheny
◦ NINE IRON DOORS / アナスタシア
  映画「BEFORE THE RAIN」サウンドトラックより

※都合により音楽配信サイトに掲載できていない楽曲がございます。
※楽曲選曲者へ直接の問い合わせはお控えください。

2026
THU
01.29
9:00
-
17:00
開館日
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