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2025.11.18
【開催レポート】特別企画 下瀬美術館視察バスツアー

鳥取県立美術館では特別企画として、友の会会員および美術館ボランティアTMOA+の皆さまと、館長 尾崎信一郎と共に下瀬美術館を訪れ、充実した鑑賞と秋のひとときを過ごしました。
開催概要
開催日:2025年11月11日(火)
参加者:鳥取県立美術館友の会会員・鳥取県立美術館ボランティアTMOA+44人、館長 尾﨑信一郎
行 先:下瀬美術館(広島県大竹市)
当日の行程
午前8時、美術館前に集合し、貸切バスにて出発しました。
移動中の車内では尾﨑館長による関連書籍の紹介や、下瀬美術館特集番組の視聴などを行い、期待を膨らませつつ視察に臨みました。
下瀬美術館では、現在開催中の『SIMOSE新コレクション展—サム・フォールズ、松山智一』を鑑賞しました。学芸員によるギャラリートークでは、作家や作品の背景、制作秘話などが紹介され、参加者から多くの質問が寄せられるなど、豊かな鑑賞となりました。
鑑賞後は世界的建築賞を受賞した美術館建築やエミール・ガレの庭、瀬戸内海の風光明媚な景色を堪能し、ミュージアムカフェやショップで思い思いの時間を過ごし、おだやかな秋の一日を楽しみました。
参加者の声
(作品・下瀬美術館・ツアーについて)
- 世界一美しい美術館と水面を移動する展示室にとても興味があった。
- 松山智一作品が気に入った。
- 鳥取県立美術館とちがって平屋の広大な下瀬美術館。美しかった。
- 到着までに読み物や映像で事前の学習が出来たことも体験の理解が深まった。
- 美術に興味ある方と道中お話しできたことも有意義な時間だった。
- ギャラリートークで、作家が人と自然との調和を大切にしていることがわかった。今日の学びをTMOA+のボランティア活動に活かしたい。
- 前から下瀬美術館に来たかったが自分では来られない。このようなきっかけがあってよかった。
(全体について)
- 慌ただしい生活の中静かな下瀬美術館に来られてよかった。心の洗濯ができた。
- 鳥取県立美術館が開館して、いろんな作品を観ることができ充実している。心豊かな生活ができる。
- 今日のようなイベントがあればいいな、と思い友の会に入会した。入会してよかった。
(館長 尾﨑信一郎より)
- 水面のまばゆい光がフォートワース美術館を彷彿とさせる美しい美術館だった。
- 今日観覧した数々の作品は動物と自然が堪能でき、現在鳥取県立美術館で開催している企画展『The花鳥画』と通ずるものを感じた。
まとめ
鳥取県立美術館友の会および鳥取県立美術館ボランティアTMOA+の皆さまには、平素より多大なるご支援・ご協力をいただき職員一同心より感謝申し上げます。
鳥取県立美術館では今後もさまざまな企画を通じて、芸術文化を楽しむ機会づくりや理解を広め、文化交流の促進を行ってまいります。
鳥取県立美術館友の会とは (会員数約400人)
『OPENNESS!』(オープンネス)を掲げ、だれもに開かれた“ともにつくる”しくみを目指しています。毎日のように気軽に来てもらい、 美術館を満喫していただき、 応援していただくファンクラブです。詳しくは➡こちら
鳥取県立美術館ボランティアTMOA+とは (登録数約300人)
「みんなでつくる美術館」を実現するためのボランティア制度です。
TMOA+として美術館を拠点とした「人と人」「人と作品」「人と出来事」をつなぐ活動へ参加し、より深く美術館を楽しんでいただくことで、美術館をつくるプラスの力が生まれます。TMOA+の仲間や来館者、美術館スタッフとの交流の中に、新たな出会いやそこにしかない体験があるはずです!詳しくは➡こちら


