鳥取県立美術館ではこれまでも、ウェディングセレモニーや演劇公演、夜の映画鑑賞会など、美術館ならではの特別な空間を使って、他では味わえない体験の場を創出しました。
そして2025年12月14日(日)、夜の美術館で『キセル』KICELLによる音楽ライブイベントを開催しました。
初冬の夜、心地よい音楽と空間演出、そして皆さんの楽しいこころで美術館は温かさに満ちた空間となりました。

辻村豪文と辻村友晴による兄弟ユニット。1999年結成。カセットMTR、リズムボックス、サンプラー、ミュージカル ソウ等を使用しつつ、浮遊感あふれる独自のファンタジックな音楽を展開。今年春（2025年4月）ニューアルバム『観天望気』をリリース。作品世界をともに創りあげた野村卓史（グッドラックヘイワ）も参加しての3人編成でのライブ。心が腰を抜かすほど素晴らしい『観天望気」の音像が鳥取県立美術館に煌めく素敵な夜です。

チケットは完売。約170人のお客様が一体となって場を楽しみました。小さなお子様たちもみんなにあたたかく見守られ居心地よさそうです。

おいしいカレーとパン、あたたかいコーヒーでこころもおなかもぽかぽかです。

アーティストも観客も、1曲ごとにぐんぐんアガる、熱いライブでした。

Special Thanks

出店　コウボパン小さじいち
　　　anan coffee
　　　夜長茶廊

設営音響照明　グリッチ
　　　　　　　黒田和美、大山泉、谷本吉照
ＰＡ　　　　　坪井良仁
照明装飾　　　ka-ji-（カージー）
スタジオ装飾　宮原翔太郎
制作　　　　　野口明生
物販　　　　　歩屋 高橋歩美
受付　　　　　雑賀ふみこ、松島玲子
ドリンク　　　足立遥香、大前凛子
アテンド　　　小澤優

デザイン　　　maa 三宅航太郎

写真　　　　　村上伸明

主催　　　　　夜長茶廊
共催　　　　　鳥取県立美術館

「ユニークベニュー」とは？

歴史的建造物や文化施設等で、会議やイベント、レセプション等を開催することで、特別感を演出できる会場を、"ユニークべニュー"といいます。
鳥取県立美術館では大御堂廃寺跡を望み陽光あふれる開放的で他にはない空間を特別なイベントで使っていただき、美術館を「作品を鑑賞する場」から「人と文化が交流する場」へと広げます。