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2021.03.29
【開催報告】建設予定地で美術館のVR・MR体験
3/20『ArtAcademy-2021-とっとり』が開催され、鳥取県立美術館の建設予定地である 鳥取県倉吉市の倉吉市営ラグビー場を舞台に、建設予定地で“最初で最後の”大型企画として多様なアートワークショップやイベントが開催されました。
イベントのなかで、今回美術館の設計を担当している槇総合計画事務所がシンテグレート さんとともに『建設予定地で美術館のVR・MR体験』ブースを広げ、開館前に美術館の中にいるようなバーチャル体験を県民の皆さんに体験いただきました。
初めての取組みに、「どのくらいの方が来て、興味持ってもらえるかな?」と見えない中、一時は長い列をつくってもらえるほど多くの方にご参加いただけ、関心を持ってもらえたことが大変嬉しかったです。
加えて、鳥取県教育委員会美術館整備局による美術館関連ブースでも足をとめ、美術館パースやPassme!をご覧いただけ、少しでも県民の方に美術館ができることを知ってもらい、楽しみにしてもらうことにつながれば幸いです。ご参加いただいた方はぜひ、近しい方に当日の様子や感想を伝えてみてくださいね。
また、鳥取県立博物館による「ふわふわ・もこもこ ふくらむびじゅつかん」では、なが~い透明な風船に、子どもたちが思い思いにテープで装飾し創作した立体的な美術館トンネルが誕生!
みんなでその中に入り楽しむ、まさに屋外ならではのダイナミックな体験に、子どもたちの歓声がひろがり、大いに盛り上がりを見せていました。
その他にも、メインイベントである ONZO さんの生演奏に合わせて大きな白布にみんなで描くアートワークショップや、地域のクリエイターさんやアーティストさんが得意を活かした体験ブースを出されていたりと、イベント会場は小さい子どもたちを連れたご家族が多くみられ、各ブースにぎやかな笑い声と和んだ雰囲気に、美術館開館後にもこんな風景であふれたらよいな~と思える機会となりました。
鳥取県立美術館が開館するまで、あと4年もありますが、地域発で美術館の開館機運を盛り上げよう!と活動している 県立美術館と共に歩む中部地区の集い協議会 さん。そのなかで、本企画の主催者である 盛り上げ部会 さんには、安心安全なイベント準備・運営もさることながら、感染症対策も求められる時代に、このような機会をつくられたこと、大変ありがたく思います。
イベント会場で出会った関係者の皆さんと会話をする中で、色々な方の期待を背負った美術館なんだということを、改めて感じた機会ともなりました。
これからも県民の皆さんと一緒になって美術館開館を楽しみに感じてもらう機会をつくっていきますので、今後も楽しみにしていてくださいね。地域の皆さま、これからも引き続きよろしくお願いします!