翻訳に関する同意

このページでは、無料の翻訳サイトを使った翻訳方法を掲載しています。
翻訳は、プログラムを用い機械的に行われていますので、内容が正確であるとは限りません。このことにより、利用者などが被害を被っても、翻訳サービスの提供者および鳥取県立美術館は一切責任を負いません。
なお、ご利用にあたっては、下記翻訳サイトの利用規約をお読み下さい。

Google サービス利用規約 / Google Terms of Service
http://www.google.co.jp/accounts/TOS

translated by Google

NEWS お知らせ

一覧に戻る

【開催報告】開館まであと 3 年!カウントダウントークイベント 「ココロオドル、鳥取県立美術館のある未来」

【開催報告】開館まであと 3 年!カウントダウントークイベント  「ココロオドル、鳥取県立美術館のある未来」 サムネイル

鳥取県立美術館の開館まであと3年となった3月、「開館まであと3年!カウントダウントークイベント」と題して、ふたつのイベントを開催しました。この記事では、3月13日(日)に実施したひとつめのカウントダウンイベント、「ココロオドル、鳥取県立美術館のある未来」 の模様をレポートします。

開催概要

鳥取県内の各地には、それぞれの立場から県立美術館の開館に向けた機運の盛り上げに取り組まれているみなさんが大勢いらっしゃいます。
このイベントは、そうした団体の代表の方にお集まりいただき、これまでの取組みの共有と美術館への期待を語り合うことで、今後につながる関係性を築くきっかけづくりの場として開催しました。コロナが完全に終息しない中でのイベントということもあり、倉吉交流プラザを配信会場とし、一般の参加者は原則オンラインで参加いただくハイブリット形式での開催となりました。
今回ご出席いただいたのは、次のみなさんです。

・倉吉商工会議所青年部 長谷川さん
・とっとり県美応援団(県立美術館と共に歩む中部地区の集い協議会応援団部会) 佐伯さん
・県立美術館と共に歩む中部地区の集い協議会盛り上げ部会 菅埜さん
・鳥取藝住実行委員会 竹内さん
・鳥取R29フォトキャラバン実行委員会 水本さん
・鳥取県建築士会中部支部 藤原さん
・美術を楽しむ会 足立さん

はじめに今年度の開館に向けた県・SPC(※)の取組を紹介した後、各団体から活動紹介と「県美に期待すること」を表明いただきました。
続いて、美術館整備局から「県⽴美術館でかなえたい県⺠の夢アンケート」の集計結果を中間報告し、最後に各団体の代表者に加え、⿃取県⽴博物館の三浦美術振興課長とSPCの赤尾統括マネージャーが参加しトークセッションを行いました。
(プログラムの詳細はこちらをご覧ください)

※鳥取県立美術館は、県内企業を含む10社で構成する“鳥取県立美術館パートナーズ株式会社”(特別目的会社:SPC)と県が一体となって、設計・建設・運営維持管理・開館準備を進めています。

トークセッション

写真という表現を通して地域の魅力を新発見・再発見する取組み『鳥取R29フォトキャラバン』を企画し、講師を務める写真家・水本さん

水本さんは、県立美術館に期待することとして「敷居は低く、レベルは高く」というキーワードをあげられました。どうしても「美術館」は美術に関心のある人が出向くイメージが強いと水本さんは言います。鳥取県立美術館では、子連れで行きやすい、カフェ目的でもふらっと展示に行けるような気軽さがあるとよいという話をされました。

アーティスト・イン・レジデンスに取組む団体の情報交換や、ウェブマガジン「+〇++〇(トット)」を通した発信に取り組まれている鳥取藝住実行委員会の竹内さん

竹内さんからは、「県立美術館の『プラットフォーム』としての役割に期待する」という言葉がありました。演劇・メディア・ビジネスなどの幅広いアートの分野を受け止める場として、「鳥取で見たことがないもの」も「鳥取らしさ」も受け止める場所として、創造性が社会に貢献するプラットフォームを目指してほしいと述べられました。また、衝突を恐れず、違った意見でも美術館側と県民が出し合って考えていけるような場を期待していると語られました。

開館後のボランティア活動を見据え、勉強会などに取り組まれているとっとり県美応援団の佐伯さん

佐伯さんは、「完成予想図のような人が集う風景が見たい。」「展覧会があるから美術館に行くだけでなく、『レストランに行ってみる』、『お弁当もって美術館に行ってみよう!』など、あそこに行ったら人に会える・待ち合わせができる・プログラムがある、そういう場になってほしい。」と熱い思いを語られました。そして、「開館に向けた機運を盛り上げていくために、東部や西部の団体とも交流していきたい」との考えを示されました。また、様々な立場で様々な思いを持つメンバーで、大枠として応援していこうという方向性は一致しており、できるだけ多くの意見を美術館側に届けたいと語られました。

全景

人が集う完成予想図

交流研修会を通じて"美術を楽しむ"活動をされている、美術を楽しむ会の足立さん

足立さんは美術館への期待として、「親しみやすいプログラム」や「作品制作の臨場感のある場面を体験したい」との思いを語られました。その上で、美術館の基本的な機能として、上質の作品をじっくり鑑賞できる最高の設備を設けてほしいとの希望を示されました。また、作品を制作されている立場から、「作品に対するリスペクト」を小さい頃から学べる場でもあって欲しいとし、展示室のマナーを保つことの大切さを指摘されました。

鳥取県建築士会中部支部の藤原さん

藤原さんからは、「鳥取県内でこの規模の建築工事はめったにない機会なので、建築士会として注目している」、「県立美術館の建設を通して、建築という仕事に関心を持つ人が増えてほしい」と述べられました。また、建築の進捗は視覚的にわかりやすいので、本イベントのように運営面の進捗や、他団体の動きがわかる・他団体の熱意が聞ける機会が増えるとよいとの希望を伝えられました。

倉吉商工会議所青年部の長谷川さん

長谷川さんは、倉吉商工会議所青年部では、5年間の長期ビジョンに県立美術館に関わることを盛り込んでおり、引き続き連携を図っていきたいとのお声をいただきました。そして、子どものうちに成功体験を持たせたいと日頃から考えており、美術館をそのような体験ができる場にしてほしいとの思いを伝えられました。
この長谷川さんの意見について、他の登壇者からも賛同の声が上がり、ジュニア県展や体験プログラムの可能性についても議論が広がりました。

県立美術館と共に歩む中部地区の集い協議会 盛り上げ部会の菅埜さん

菅埜さんからは、「県立美術館は未来に向けてシンボルになるようなモノになってほしい。」「未来を担う子どもたちがいて、県民全体が支えていかなければならない。」と述べられました。また、「『敷居が低い美術館』はよい言葉。」とし、「待ち合わせや通り道など気軽に寄れる場所」を目指してほしいとの意見をいただきました。そして、このイベントを通して各団体の思いには通じるところがあることに気づき、開館に向けてこれからも協力していきたいとの考えを述べられました。

まとめ

本イベントの随所で、各団体からは、「こういう団体間の交流ができて良かった。」「今後もこのような場を持ちたい」などと前向きな意見が多く寄せられました。
また、改めて美術館に対して熱い思いをお持ちの方が大勢いらっしゃることを実感する機会となりました。
これからも、県立美術館に関心を寄せていただいているみなさんの交流の場や、対話の機会を継続的に設けていきたいと思います。
そして、イベントにて発表された「県立美術館への願い・希望」を少しでも実現するよう、開館準備に取り組んでいきたいと思います。

※3月27日に開催されたカウントダウンイベント②の実施報告はこちら

鳥取R29 フォトキャラバン実行委員会 https://road29photocaravan.tottori.jp/

鳥取藝住実行委員会 ウェブマガジン +〇++〇(トット) https://totto-ri.net/

とっとり県美応援団 https://tkenbi-ouendan.jp/
(県立美術館と共に歩む中部地区の集い協議会応援団部会)

鳥取県建築士会中部支部 http://www.aba-tori.or.jp/pg769.html

倉吉商工会議所青年部 https://kurayoshi-yeg.com/

盛り上げ部会 https://www.chubu-furusato-tottori.jp/kenbi_chubu/kenbi_chubu_category/moriage
(県立美術館と共に歩む中部地区の集い協議会盛り上げ部会)

県立美術館と共に歩む中部地区の集い協議会
https://www.chubu-furusato-tottori.jp/kenbi_chubu/11813

Translate »