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【建設現場リポート】建設現場は開かれた学びの場でもある(2022.04)

【建設現場リポート】建設現場は開かれた学びの場でもある(2022.04) サムネイル

4月に入り、本格的な杭打ち工事を進めています。

建設予定地の地盤は事前の地盤調査よりとても固いことが分かっています。
杭の総数は109本!地面をぐるぐると20mほど掘り進め、その後位置によって異なる建物の荷重を支えるために設計された径・仕様の杭を打ち込んでいきます。(より荷重がかかる場所程太い径の杭が設計されています)
「隣接する大御堂廃寺跡(飛鳥時代の7世紀中頃創建とされる山陰地方最古級の大寺院建物群)と同時代の地層に通じるかもしれない」と土地の歴史に思いを馳せると、より一層ロマンを感じませんか。

杭の長さや径に合わせて慎重に重機を操作し打ち込む、現場スタッフの技が光ります。

工事現場の一日は朝礼から始まり、あっという間に夕日を迎える時間に。

さて、そんなダイナミックな建設工事の今しか見れない工事過程を実学として活かすべく、視察や見学に来られる方々を迎える機会も出てきました

先日、鳥取短期大学生活学科住居・デザイン専攻の学生さんと教職員の皆さんが、昨年のオンライン講演会に続き、建設現場を見学に来られました。
これは『美術館建設フィールド活用支援事業』として、県立美術館の設計・建設工事期間中、とっとりプラットフォーム5+αとの連携によって実施している取り組みの一環です。県内高等教育機関において、県立美術館の建設現場などをフィールドとした講義等を通じて、将来鳥取県を担う若い世代に実学機会を提供することや、学生さんたちが設計・建設業界に一層興味を持つことを期待しています。
当日の様子は参加した学生さんのコメント付きで鳥取短期大学ウェブサイトでも紹介されていますので、そちらもぜひご覧ください。

<参考>
鳥取県立美術館の建設現場を訪問しました(2022年6月6日鳥取短期大学ウェブサイト公開)

(左)技術センター職員の皆さんが視察。 (右)鳥取短期大学の皆さんが視察。晴れて良かったです。

今後もとっとりプラットフォーム5+α加盟機関の関係者をはじめ、一般の方々も見学できる機会を作っていく予定です。直近では、6/25(土)・26(日)に建設現場に隣接する大御堂廃寺跡にて開催される『中部発!食のみやこフェスティバル』で、スペシャル企画“建設現場潜入ツアー”を開催します。同じ会場で県立博物館の出張ワークショップや県立美術館のパネル展示など、県立美術館を一足先に体験できる企画も用意していますので、皆さんのご参加をお待ちしています!
※詳細は、プレサイトイベントページで順次更新中ですので、事前にご確認ください。
↓↓↓
【イベント】6/25(土),26(日)“未来をつくる美術館”を先取り体験!

建設工事レポート、次回もお楽しみに!
これまでの施設整備の進捗や、建設地の定点観測写真はこちらから
↓↓↓
「施設整備の進捗」ページ

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