最後まで見逃せない！
企画展「アート・オブ・ザ・リアル時代を超える美術－若冲からウォーホル、リヒターへ－」関連イベントとして、本展出品作家のひとり須田悦弘（美術家）による公開制作を行います。作品をつくり展示するまでの過程を一日かけて行います。如何にして作品が生み出されるのか、ぜひその目でご覧になってください。

＊事前申込は不要ですが、会場の混雑状況により、当日、お一人様あたりの観覧時間制限等をさせていただく場合があります。あらかじめご了承ください。

須田悦弘公開制作

左《サザンカ》　右《雑草》

須田悦弘（Suda Yoshihiro）/ プロフィール

山梨県笛吹市に生まれる。1992年多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。課題でスルメを木で模刻したことをきっかけに、植物など様々な対象を木彫でリアルに再現する作品に取り組み始める。本物と見紛うばかりの造形に加えて、展示空間との関係性に細心の注意が払われるのが特徴で、小さな花や草を片隅に置くだけで、無機的な空間さえも見事に活性化させる。原美術館（1999）やアサヒビール大山崎山荘美術館（2002）、国立国際美術館（2006）、丸市猪熊弦一郎現代美術館（2006）、千葉市美術館（2012）、渋谷区松濤美術館（2024）での個展のほか、第11回シドニー・ビエンナーレ（1998）など国際展にも参加している。