【募集】”鳥取県立美術館プレイベント:はじまる。これからの美術館でできること「赤ちゃんたちのためのアート鑑賞パラダイス」から考える”開催
開館後1年間に鳥取県立美術館で開催する企画展の概要です。
詳細はこれからですが、皆さまに楽しんでいただけるよう、鋭意準備中です。
2025年春の開館をお楽しみに!
●会期:令和7年3月下旬 ~ 6月15日(日)
●テーマ・コンセプト
・県立美術館のオープニングを飾る開館記念展として、江戸期から現代、日本と世界の名作約200点を一堂に展示します。
・日本各地の美術館などから鳥取で公開されたことのないミュージアム・ピースを中心に借用して紹介します。
・「リアル」という主題に沿って、時系列とテーマによって構成します。
●想定する作家・作品
・鳥取藩の藩絵師、奇想の系譜から琳派にいたる日本画の系譜
・印象派からキュビスム、シュルレアリスムといった20世紀美術の展開
・ピカソや藤田嗣治、前田寛治といった作家を多面的に紹介
・ウォーホルや森村泰昌といった現代アートのスターを紹介
●会期:令和7年7月19日(土)~ 8月31日(日)
●テーマ・コンセプト
・令和7年度は没後10年の節目にあたり、水木しげる先生をテーマとします。
・「妖怪」という文化を我々現代の日本人に根付かせた水木しげるが、どのように妖怪と向き合い、 描いてきたのか、その仕事に迫ります。
●想定する作家・作品
・水木しげる所蔵の妖怪関係資料を初公開すると共に、100点を超える妖怪画
・鳥取会場の特別企画として「山陰」に関連する妖怪画
・鳥取会場の関連プログラムとして「妖怪」をテーマとしたワークショップやトークイベント等、子どもから大人まで様々な方が参加できる企画を準備中
●会期:令和7年10月18日(土)~ 11月30日(日)
●テーマ・コンセプト
・「なぜ人は動植物をモチーフとした造形に惹かれるのか」という視点から、絵画、工芸作品等を展示します。
・日本が海外から受けた影響、与えた影響の両面から、人間社会と動植物との関わりについて紐解きます。
・動植物を主題とした作品は、国内外で老若男女問わず人気が高く、美術ファンのみならず、親子連れなど、美術館を敬遠しがちな方々にも楽しんでいただける内容とします。
●想定する作家・作品
・土方稲嶺、島田元旦、片山楊谷、沖一峨など、江戸時代の鳥取画壇の画家たちが得意とした花鳥画
・狩野山雪、伊藤若冲、円山応挙など、国内の主要各美術館・博物館や歴史ある寺社が所蔵する作品
・その他に、19世紀から20世紀にかけてのヨーロッパで勃興したジャポニスム、アールヌーヴォ―といった芸術運動に影響を受けた作品(モネ、ガレ、ミュシャなど)も
●会期:令和8年2月7日(土)~ 3月22日(日)
●テーマ・コンセプト
・「コネクション(関わり・接続)」をテーマに、さまざまな領域の間にあるボーダーを行き来しながら美術表現を更新する現代アーティスト(8名程度)を招聘し、同時代のアートを通じて未来の社会の姿、その有り様を展望することを試みます。
・滞在制作を含め新作を制作・発表することで、「鳥取でしかみられない作品」として話題となることをねらいとしています。
●想定する作家・作品
・国際展などで活躍し、世界的に高い評価を受けるアーティストや、注目度の高い新進気鋭の若手アーティスト
・アーティストによるパフォーマンス・イベントや、観客参加型のイベントを複数回開催予定